「女の人(習作)」
画:長谷川 登
コメント:人の顔は女性らしい顔と男性らしい顔とがあります。よって男性でも女性の様な顔だちならば女性と思ってしまうのも無理はありません。
一般的な女性の場合、眉山から眉頭そして鼻根部を通りそのまま追っていくと対側の目頭を通り、そしてそのままその眼の下まぶたへと流れていきますが、これが女性らしさを想像させます。男性の場合は、眉頭から対側の眉頭への直線的な流れが有り、これが男性らしさになっています。例を上げれば両津勘吉(亀有公園前派出所)のごとくでしょうか。
作品の女性は40歳くらいの方です。若く描いて欲しいとの希望が有り、結果少々若く描いてしまいました。
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