「権現岳の紅葉」
撮影:雅楽川 隆
コメント:頸城平野の関川から東側の地域から春日山丘陵の上に連れなった大きな峰が二つ見えます。能生谷、柵口の西側に聳える権現岳と鉾ヶ岳です。急峻な山で、昭和61年1月26日の夜中、権現岳の中腹800mから900m付近で発生した表層雪崩が柵口部落を襲い、多くの家屋を破壊して20人以上の死傷者を出しました。登山コースは、柵口から権現岳に登り、鉾ヶ岳に縦走して島原鉱泉に下るか、その逆のコースが一般的です。権現岳への登りはロープに掴まって登る急な岩場が何ヶ所かあります。どちらから登っても急な坂の登り下りがあり、6~7時間はかかります。登る時間はホンシャクナゲの咲く新緑のころと10月の紅葉のころが最適です。(平成19年11月会報表紙より)
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